
目次
- 1 管理人の詳細プロフィール④・・・社畜からの脱出
- 2 本を手にしただけで成功したように思ってしまっていたので、当時からノウハウコレクターになる資質がありました。
- 3 2006年に入り、世間を震撼させたライブドアショック・・・私は見事に巻き込まれました・・・
- 4 このままだと死ぬんじゃないか・・・
- 5 インターネットが世間的にもどんどん普及してきていて、ネット株など、気軽に誰でも稼げるチャンスが拡大している時代でした。その反面、誰でもネットで破産してしまうリスクがあるんだと勉強させてもらいました
- 6 情報発信するテーマはあなた自身、あなたの歩んできた人生、あなたしか知らない情報や経験にこそ価値があるのです
- 7 出会い系アフィリエイトで稼ぐための関連記事はこちら
管理人の詳細プロフィール④・・・社畜からの脱出
2005年頃・・・
サラリーマンとして不満がありながらも初めての就職だった不動産賃貸業・不動産管理業・大家さんとの折衝の仕方を極めようと、とりあえず3年は意地でも続けてやる・・・みたいな感じで日々ノルマに追われながらサラリーマン生活をしていました。
そこである日、ある一冊の本に出会うことになります。
それは・・・
「平凡な大学生のボクがネット株で3億円稼いだ秘術教えます」
という本でした。
当時IT企業のネットバブルで、何となく株は儲かるんじゃないかと・・・私の特殊能力「先見の明」が発動していて、お金が貯まったら始めたいと思っていたネットビジネスの一つでした。
ギリギリの生活に慣れていた私は、月10~13万円ぐらいで生活出来ていましたので、サラリーマンになり、平均20万円前後給料が入るようになると、すぐに貯金を始めて、前述の本を手に入れた時には、100万円前後の貯金があり、ネットビジネスを何か始めようと模索している頃でした。
私はこの本を手にしただけで、この著者のように株に勝ち続け、半年後にはハワイで遊んでいる妄想をしているぐらいアホでした。
本を手にしただけで成功したように思ってしまっていたので、当時からノウハウコレクターになる資質がありました。
この時代になるとネット証券が流行りだし、昔のように株を買うために証券会社に行く必要はなくなり、ボタン一つで株を売買できる環境が手に入りました。
いろんな人の成功談が世間をにぎわせていたので、自分も儲かるはずだ・・・とこの当時に株を始めた人は多いと思います。
また株の売買手数料もネット証券なら数百円と格安になったので(店頭で株を買っていた時の手数料は数千円~数万円)デイトレードという一日何度も株を売買して、利ザヤを稼ぐ手法が流行り、デイトレーダーが急増した時代でした。
私もデイトレーダーで生計を立てていこうと決意して、貯金した100万円を元手に会社を退職してしまうのです(株式市場は前場と後場があり、サラリーマンでは朝と昼間のデイトレードに参加できないため、会社をやめてしまいました・・・)
この決断は、私の人生の中でもアホな決断ベスト3に入ると思います。
なんの当てもなく、たった100万円の元手のみ(その中に生活費も込み)で会社をやめてしまうのですから・・・。
株主優待ばかりを狙う株主優待投資や、上場する企業の株を抽選で狙うIPO投資など、ネット株投資はいろいろ稼げる方法があったのですが、当時の私は株の上がり下がりに、一種の興奮を覚えていて、刺激を求めるようになっていました。
最初の内は、東証一部の銘柄ばかりを狙ってトレードし、確実に利益を上げていたのですが、次第に値動きの激しい新興市場に手を出しはじめた時には、すでに破綻の足音が迫ってきていたのだと思います。
新興市場は一瞬で10000円前後動く株も多く、パチンコやパチスロには、はまらなかった私が、まるで麻薬のようにその魅力に取りつかれいくことに・・・
2005年暮れには元手100万円と儲けた130万円で合計230万円になっていましたので、このまま勝ち続けて資産3億円を目指すんだと心に誓っていたことを、今思い出すと恥ずかしくもあり、懐かしいです。
2006年に入り、世間を震撼させたライブドアショック・・・私は見事に巻き込まれました・・・
ライブドアの株を買っていたわけではないのですが、新興市場をメインにトレードしていた私は一気に資産を増やそうと、勝負をかけて100万円以上する株を狙って取引していたのです。
デイトレードだからすぐに損切りしてやり直せば?と思うかもしれませんが、その時はいきなりやってきました。
前場(午前中の取引)で調子がよかったので、そのまま株を持ちこしてお昼を食べて、後場(午後の取引)臨もうとパソコンの前に戻ったのですが・・・
「あれ・・・・」
「買い気配がない・・・」
「これはやばい(売れない)んじゃないか・・・」
とにかく焦りました、売り気配が圧倒的に強いのに買い気配はほとんどなし、つまりその株を売りたい人は山ほどいるのに買いたい人はほとんどいないという状態にお昼の一瞬でなってしまったのです。(後から知ったのですが、お昼にその会社が不正したというニュースが速報で流れていたようです、その後あっさり倒産しました)
私は全財産をその株に投資していたので、頭の中が真っ白になり、ただすぐに売れますようにと祈りながら、どうすることもできずにパソコンの画面を眺め続けていました。
午後の取引が始まる頃には、買いたい人はゼロで、売りたい人ばかりになってしまい、その日はストップ安で私の保有している株を売ることは出来ませんでした。
そして次の日もストップ安・・・
その次の日もストップ安・・・
4日目にようやく売ることが出来ましたが、230万円あった私の資産は4日で30万円まで目減りしてしまい、生活費もその中に入っていたため、本当に恐ろしくなりました。(あまりにショックすぎて記憶が一部ありませんが、この時にデイトレードをやめる決意をしました)
このままだと死ぬんじゃないか・・・
その時は真剣にそう思っていて、生命の危機を感じていた私は、すぐに就職活動を再開・・・
あらゆる媒体、あらゆるコネを使って行っていた就職活動で、前の会社でお世話になり、一緒に苦楽を共にしてきた先輩が大手不動産会社に再就職していたので、そのコネを利用してなんとか入社出来ないかあたってもらいました。
私もまだ20代で不動産経験も1年以上あり、やる気もある(表面的には)、ちょうど人材を募集していた所に紹介だったので、本当に運よく誰もが知る大手不動産会社に就職することが出来ました。
ただその会社に就職するまでに、健康診断や研修などいろいろな準備期間があり、給料が入るまで最低1ヶ月ありますので、人生で初めて、食うか食わないかギリギリの極貧生活に突入することになります・・・(それはまた別のお話しで・・・)
インターネットが世間的にもどんどん普及してきていて、ネット株など、気軽に誰でも稼げるチャンスが拡大している時代でした。その反面、誰でもネットで破産してしまうリスクがあるんだと勉強させてもらいました
株を買うのに、その会社の調査もせずにチャートを見て、値動きの面白さで銘柄を選んでいた私は、すでに破滅の道を歩んでいたのかもしれません。(株やデイトレードが悪いわけではなく、私の調査不足や簡単にお金を稼げる思ってしまった心に問題があるのです)
ネットで稼ぐ事ができると確信を持てるまで、安定した収入を捨てるのは、本当にリスクがあることだと思い知らされました(私は若いうちにこの経験が出来たことを、今では感謝していますが、当時はアホな自分を呪っていました)
すべての経験が今の自分に繋がっている・・・
こうやって私の失敗談を書くことで私のような行動を起こす人を、踏みとどまらせることが出来れば幸いです(稼げる確信があるのでしたら問題ありません、行動あるのみです)
現在は株はギャンブルではなく、投資だと考えを改め、応援したい会社に投資して、その後値動きを見ることなく、株主優待メインで投資をしていますが、それでも今は相場がいいので勝てています(売るつもりもないのですが・・・)
この当時の事を振り返ると、本当に恥ずかしくなりますが、20代の頃は根拠のない自信みたいなものを持っていて、ネットビジネスで成功するんだと強く思っている時期でした。
当時は、ホームページを簡単に作成するソフトやブログ用のテンプレートなどもなかったので、今のようにアフィリエイトをする環境が整っている状況は、本当に個人が稼ぎやすい状況です。
あなたも私の失敗体験から成功の最短ルートを歩んでみませんか?
情報発信するテーマはあなた自身、あなたの歩んできた人生、あなたしか知らない情報や経験にこそ価値があるのです
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それではまた次回